第4回 『本格焼酎・泡盛フェスティバル』
-日本の蒸留酒と本格イタリアンとの組み合わせの不思議な体験会-
焼酎ブーム終焉後、様々なイベントが新たな試みを模索するなかで、8月18日、TPKガーデンシティ品川で本格焼酎・泡盛の魅力の再発見、イタリア料理とのコラボレーションをテーマに掲げたイベントが開催され、約400人が来場した。
主催の本格焼酎フェスティバル実行委員会(数社協同参画)代表は、「本格焼酎・泡盛はイタリア料理とも十分合うことを実感していただき、その奥深い魅力を知ってもらいたい」と、企画主旨を語った。「エミリア風ステッペンチーズのラザニヤ」や「トマト冷製パスタ」「真鯛と魚介のブイヤベース」など、南極観測越冬隊の総料理長を務めた時松シェフが造りあげたイタリア料理が一皿ごと盛られ、参加者は21の蔵元が出品した約100銘柄の本格焼酎・泡盛を試飲しながら、ゆったりと味わえるイベントとなった。
泡盛蔵元代表の講習会
また本格焼酎・泡盛の蔵元の代表が各々その特徴や造りなどを講演した『サクッと早分かり!?講習会』も開催され、貯蔵などで味わいが違うことを確認する試飲も行われた。
参加者は「こんなに本格イタリアンと本格焼酎が合うとは思いませんでした。特に麦焼酎がパスタには合うと思いました」「アルコール度数の高い焼酎も飲みやすいんですね。チーズ料理にピッタリですね」と語り、料飲店関係者からは「瓶がブルーだったり、お洒落なデザインの銘柄もあって、そのままテーブルにお出ししできると思いました」という声も聞かれた。

出されたイタリア料理:パスタ・ラザニア・ブイヤベース・生ハムなど10数類のメニューが並んだ
ギャラリー
泡盛では貯蔵する容器、年数で、芋焼酎では芋の種類、貯蔵などで味わいが違うことを試飲
「お料理美味しくて本格焼酎もより美味しい」と会社仲間のグループ
インドネシア人も盛んに試飲
抽選で本格焼酎・泡盛プレゼントも行われた
本格派のイタリア料理が並んだ会場