味わい彩辞

-第1回- しいたけ

本格焼酎、泡盛に合う「しいたけ」を使ったレシピを紹介します。

室町時代から食べられていたしいたけの人工栽培が始まったのは江戸時代といわれています。ビタミンB群、食物繊維が豊富で血中コレステロール値を下げる成分を含んでいます。しいたけに含まれているエルゴステンは、日光や紫外線にあたると骨の形成に欠かせないビタミンDに変化します。年中出回りますが、旬は春と秋。笠が開きすぎず、厚みがあり、変色しておらず、傷のないものが新鮮です。水で洗うと風味が落ちるので、汚れはぬれ布巾などでふき取ります。石づき部分は削り、軸部分は、こりっとした食感を生かし調理するとおいしい。主役がしいたけという2品、お楽しみ下さい。

「しいたけのピリ辛煮」

材料(2人分)

  • しいたけ6個
  • 赤唐辛子少々
  • ごま油大さじ1/2
  • めんつゆ(ストレートタイプ)40ml

しいたけは石づきを削り、軸を取る。
鍋にごま油を熱し、軸を細く切って炒め、赤唐辛子の小口切り、しいたけの笠の部分を入れて炒りつけ、市販のめんつゆを加えて汁気がなくなるまで煮てから火を止める。

「しいたけのチーズ焼き」

材料(2人分)

  • 大きめのしいたけ4個
  • 玉ねぎみじん切り少々
  • オリーブオイル小さじ1
  • ピザ用チーズ適量

しいたけは石づきを削り、軸を取りみじん切りにする。マヨネーズにしょうゆを合わせて、軸部分と玉ねぎみじん切りをこれに合わせ、笠の部分にのせる。フライパンにオリーブオイルをひいて、具材をのせた部分を上にしてしいたけを並べ、上にピザ用のチーズをのせ、蓋をして蒸し焼きにして、好みで青じその細切りを上にのせる。

(食文家 ひらのあさか)

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