味わい彩辞

ajiwai06_tmb -第6回- せり

今回は本格焼酎、泡盛に合う「せり」を使ったレシピを紹介します。

春の七草の筆頭にあげられるせりはカロテン、ビタミンCが多く、赤血球をつくるのに欠かせないビタミンのひとつ葉酸も多く、また鉄も多く含んでいるので貧血の予防、高血圧予防に効果があるカリウムなども含まれています。
葉がみずみずしく、茎が根元までしっかりしているものを選びましょう。水でしめらせた新聞紙で包み、さらにラップに包んで冷蔵庫で保存します。

「せりの和え物」

材料(2人分)

  • せり1束
  • 生しいたけ4枚
  • 油揚げ1/2枚
  • 少々
  • 白だし約30~40ml
  • だし汁約70~80ml

鍋に湯を沸かして塩少々を加えてせりをさっとゆで、水に放して水気を絞り4cmくらいに切り揃える。生しいたけは薄切りに、油揚げはクッキングペーパーで油気を吸ってから細切りにして、しいたけとともにフライパンでから炒りする。ボウルにだし汁と市販の白だしを合わせて材料を和えて、器に移す。

「鴨とせりのおつゆ」

材料(2人分)

  • せり1/2束
  • 鴨肉ロース6枚(80~100g)
  • 長ねぎ1/2本
  • 少々
  • 市販のめんつゆ約100ml
  • だし汁約300ml

せりは4cmに切る。長ねぎは3cmに切って繊維にそってせん切りにして水に放し白髪ねぎにする。鍋にだし汁、市販のつゆを合わせて煮立たせ、鴨肉、せりの順にさっと火を通して、器に移して白髪ねぎをたっぷりのせ、好みでゆずの皮のせん切りを添える。お湯割りの本格焼酎を片手にからだの温まるおつゆです。ここに、切り餅を焼いて1~2個入れてお雑煮にしてもおいしい。

(食文家 ひらのあさか)

コメントは受け付けていません。

酒蔵ツーリズム

焼酎検索 知りたいことが良く分かる

<< TOPへ