味わい彩辞

ajiwai18_tmb -第18回- 小松菜

今回は本格焼酎、泡盛に合う「小松菜」を使ったレシピを紹介します

江戸時代初期に、現在の東京都江戸川区小松川付近でつくられた小松菜は将軍に献上され、産地にちなんでその名がつけられたといわれます。カロテン、ビタミンC、B群、E、カルシウム、鉄、リン、食物繊維などを豊富に含み、カルシウムは、ほうれん草の3倍以上、骨粗しょう症予防に効果的だといわれます。アクが少ないので、下ゆでなしでおひたし、炒め物にも最適です。

「小松菜と鶏レバー炒め」

材料(2人分)

  • 小松菜1/2束
  • 鶏レバー100g
  • ごま油大さじ1/2
  • にんにく少々
  • アンチョビペーストまたはオイスターソース少々

小松菜は、洗ってざく切りにする。鶏レバーは食べやすい大きさに切る。にんにく半片は薄切りに。フライパンにごま油を熱してにんにく、鶏レバーの順に炒め、小松菜の根元から炒め、続いて葉の部分も炒め、塩少々、好みでアンチョビペースト、またはオイスターソースを加え、小松菜の色が変わらないうちに火から下ろす。

「小松菜とツナのごまマヨ和え」

材料(2人分)

  • 小松菜1/2束
  • ツナ缶70g
  • ごま油大さじ1/2
  • だし汁大さじ1
  • しょうゆ小さじ1
  • 練り白ごま大さじ1/2
  • マヨネーズ大さじ1
  • 好みで粒マスタード

小松菜はさっとゆでて食べやすい大きさに切る。ツナは油なしのもの、なければ油入りのものでもいい。水気と油気をきる。だし汁と しょうゆ、練り白ごまとマヨネーズを合わせた調味料で、小松菜、ツナ、調味料を和える。好みで調味料に粒マスタードを加えると風味よく仕上がります。

(食文家 ひらのあさか)

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