-第4回- しし唐
今回は本格焼酎、泡盛に合う「しし唐辛子」を使ったレシピを紹介します。
南米原産の唐辛子。辛いものと、辛みの少ないものに分けられますが、しし唐辛子は、辛みの少ない種類に含まれます。先端が「獅子の鼻」に似ていることからその名がつけられたとか。
栄養成分はピーマンとほぼ同じで免疫機能を高め、疲労回復に効果があるビタミンCをはじめ、ビタミン類、カロテンを豊富に含んでいます。カロテンは、油で調理すると吸収率がよくなるので、炒め物、揚げ物などにするのがおすすめです。つやがありヘタのしっかりしたものを選んでください。
「しし唐のおひたし」
材料(2人分)
- しし唐1パック(約130g)
- かつおぶし少々
- しょうゆ大さじ1~2
しし唐は、ヘタを取って洗い、表面に楊枝で小さな穴をあける。
グリルで転がすようにしし唐を焼いたら、水に放ち、軽く絞って器に移してしょうゆをかけ、かつおぶしをまぶす。
かなりシンプルですが、しし唐がおいしい一品です。
「しし唐と鶏ひき肉の炒め物」
材料(2人分)
- しし唐1パック(約130g)
- 鶏ひき肉約100g
- にんにく一かけ
- しょうが少々
- ごま油大さじ1
- 本格焼酎少々
- しょうゆまたはめんつゆ大さじ1
しし唐は、ヘタを取って洗い、表面に穴をあける。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
フライパンにごま油をひいて、にんにく、しょうがを炒め、鶏ひき肉を加えてさらに炒め、ぱらぱらしてきたら焼酎を軽くふり、しし唐を入れてゆすりながら炒めて、しょうゆまたは、市販のつゆをかけて味を調える。
そうめんの上にこれをのせ、そうめんつゆをかけて食べてもおいしい。