「うまい!が集う」第3回…芋っ子倶楽部東京支部
左から 佐藤尚美さん(会員No.32)、平野輝世さん(会員No.10)、加藤芙美子さん(会員No.5)
「本格焼酎&泡盛、飲んでいるだけで周りがわっと明るくなるのです。」
-芋っ子倶楽部結成のきっかけを教えてください
芋っ子:当時倶楽部のリーダーが好きだった歌手が「芋焼酎を愛飲している」ことは有名でした。ファンとして、「どんなものかな?」となり、その歌手のオフ会の時に女の子みんなで飲み始め、それで皆芋焼酎好きになってしまったみたいです。私達はそのころの初期メンバーではないのですが、それが2000年の事です。当時はまだ本格焼酎が全国的に知られる前で、見つけるのも難しかった時期ですが、芋焼酎に魅せられてしまった初期メンバーは、会の名前を「芋っ子倶楽部」と決め、HPを作りました。それから世間に焼酎ブームが来て、「本格焼酎」や「芋焼酎」と検索することでHPを見る人が増えていって、会員になる女性が増えてゆきました。
-活動は何をされていますか?
芋っ子:本部の関西では定例会である飲み会「芋会」をしています。他にも蔵元見学とか、色々。東京支部のメンバーも個人的にも焼酎が大好きですから、飲み歩いて、予定があえば会う。活動というよりは、個人で好きなことをしていると、焼酎のイベントとかでいつも同じメンバーに会ってしまうみたいな感じです。
-本格焼酎&泡盛を飲む時のこだわりは?
芋っ子:飲み始めはロックでしたけど、最近は味わいの分かるお湯割りを頻繁に飲んでいます。でも、基本的にその時飲みたい飲み方、食べたいものを頼んでいます。そろそろ「黒糖ソーダ割り」の季節かも。黒糖焼酎をソーダ水で割るだけなのですが、ビール代わりや体が少しつらい時に飲んだりしています。爽やかで美味しいですよ。おつまみでは最近は黒糖焼酎を飲みながら黒糖をかじるのが好き。蔵元さんの奥さんからは米焼酎の貯蔵ものをアイスクリームにかけると美味しいとも聞きました。
-何か面白いエピソードがあったら教えてください。
平野さん:私は本格焼酎好きで結婚しました。主人は芋っ子倶楽部のHPを見て、「是非入りたい!」となりましたがクラブは一応女性限定だから、無理。でも「面白いから一緒に飲みに行こう」って飲みに行ったら結婚しちゃった。(笑)両親は、私が色んな所で飲み歩いて、ぐでんぐでんになっていたのを心配していたのですが、初めて喜びました。「飲んでいて良かった」って。
芋っ子:本格焼酎&泡盛を飲み始めるようになって、メンバーの皆が言うのですが、友達が増えた気がします。最近は焼酎を好きな人が多いから会話になるし、飲んでいるだけで周りがわっと明るくなるし、知らない同士でも仲良くなれる。何故か本格焼酎&泡盛好きというだけで“いい人”という気がしちゃうんです。本格焼酎&泡盛の成せるわざなのかもしれませんね(笑)。
プロフィール
芋っ子倶楽部:歌手のファンの会をきっかけに、本格焼酎&泡盛、特に芋焼酎好きの女性で2000年、関西で「芋っ子倶楽部」が結成される。HPの作成、飲み会などをきっかけに会員数が増え、会員は現在100名を超える。活動としては蔵元に訪問、定例会である「芋会」、試飲会などのイベントなどにも積極的に参加し、会員としても、個人的にも本格焼酎&泡盛の知識と酒力を高める女性たちが在籍する。